朝ドラヒロイン 芳根京子さん 難病を乗り越え「命の重さを実感！」

今年１０月３日スタートの次期ＮＨＫ朝の
連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインに

デビュー３年目の女優・芳根京子さん（１９）が決まり、
４月６日、大阪と東京のＮＨＫで会見が行なわれました。



東京での会見では、芳根さんが中学２年の時に
難病「ギラン・バレー症候群」にかかり、

その後克服したことを明かして、
命の重さを実感したことを話しました。



ＮＨＫの朝ドラには１５年の
前期「まれ」から４作連続でオーディションに挑戦し、
幸いにも“４度目の正直”でヒロインの座を射止めたようです。



ちなみにギラン・バレー症候群は、国指定の特定疾患です。

どんな疾患かといいますと、
運動神経の障害を起こし、手足に力が入らなくなる病気で、

症状が進行すると、歩行困難や呼吸困難、
顔面麻痺が生じたり、ものが
飲み込めなくなったりすることもあるという難病です。



芳根さんは「中学２年生の時に、
力が入らなくなる病気になったことがありまして。

今は完治して、支障はないんですけど、
１年間学校に普通に通うのは難しい時期がありました」と話し、
病名をギラン・バレー症候群と明かしました。



まだ記憶に新しい女優の大原麗子さんも、
この病気を患い、長い闘病中に亡くなりました。



「本当に少ない可能性でこの病気で
亡くなった方もいるという話を病院で聞いて、

そこから命の重さを自分で実感しました」
と芳根さんは話していました。



また実感したのは
「自分はこんなにも周りの方に支えてもらってるんだ」という思いで、

「それからはちゃんと『ありがとう』とか『ごめんなさい』とか
言葉をしっかり、伝えようっていう意識が出てきました。

病気を経験したから、
ちゃんと自分を持とう、って思えたのかな、
変わったのかな、って思います」
と笑顔で話していました。



なんと２２６１人という多くの応募者の中から、
ヒロイン「坂東すみれ」役に大抜擢された、芳根京子さん！

４月５日に合格を伝えられ、
一夜明けた会見でも、

「いろんなことが突然起こって…。
不思議な気持ちで、お姫様になったような気分です」

と喜びながら語り、まだ戸惑いを隠せい様子でした。

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