SSブログ

肌のかゆみは、病気の原因? [健康]

私たちの肌は、自分自身の
健康状態を教えてくれていると言われています。


たとえば、便秘になるとニキビや吹き出物が
増えたり、寝不足になると目の下にくまができたりします。


そして実は、“内臓の病気”も、
肌にいろいろな異変をもたらすことがあるんですね。


その例を4つ挙げてみたいと思います。


(1)糖尿病
 一つ目は糖尿病です。

 糖尿病の症状といえば、

喉の渇き、頻尿・多尿、体がだるい、食べても痩せる

 などがありますが、実は、皮膚にも異変が現われるんですね。


 具体的には、脚に“褐色の斑点”ができたり、
皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)による
全身のかゆみが出たりするということなんですね。


 ちなみに皮膚掻痒症とは、
皮膚を外から見ても特に異常が
無いのに痒みが出る症状のことをいいます。



(2)腎臓病
 二つ目は腎臓病です。


 腎臓というと、体液の量を調整してむくみを防いだり、
血液中の老廃物を排せつしてくれたりする、とても大切な臓器です。

 
 そして腎臓にトラブルが起きたときに現れる症状としては、
なんといっても体のむくみがありますが、むくみ以外には、

一つ目の糖尿病の場合と同じく
皮膚掻痒症による強い痒みが出る場合もあるようです。


で、発疹ができていないのに、
かゆくてたまらず掻きむしってしまうような症状にも、

何らかの病気がひそんでいるのかもしれない、
ということを覚えておきましょう。



(3)肝臓病
 三つめは肝臓病です。

 肝臓はいわゆる“沈黙の臓器”であるといわれていますが、
症状が出てきたときにはかなり深刻な状態に
なっている場合が多いので、そう言われています。


肝臓にトラブルが起きると現れる肌の症状には、以下のものがあります。

a.皮膚や粘膜が黄色くなる黄疸(おうだん)
b.手の平が赤くなる手掌紅斑(しゅしょうこうはん)
c.首筋や胸、肩、腕の付け根に赤い斑点ができるクモ状血管腫(けっかんしゅ)



(4)膠原病(こうげんびょう)
 四つ目は膠原病です。

 膠原病は、自己免疫疾患の一つですが、
女性に多い病気で、全身性エリテマトーデス、

強皮症(きょうひしょう)、シェーグレン症候群など、
いくつかの病気を含んでいます。


 肌に現れる症状としては

a.手の平や足の裏などが赤くなる紅斑
b.皮膚がむくむ、硬くなる、萎縮する“皮膚の硬化”

 などがありますが、このような症状が現れたら、
免疫の専門医の診断を受けることをおすすめします。


このような肌の異変に気づかれたら、
専門医の診察を受診されることをおすすめします。


nice!(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。